WordPressサーバーのバックアップのためにNASが必要になったため構築 他の誰かの役に立てばうれしい 256(@256_daisuke)です
今回の記事はubuntuちょろっと触ったことがあるぐらいの人にもわかるように書いてるので そんなの わかるわって人は別のサイト行ってください
今回の記事ではセキュリティ対策とかしないから気を付けてねそこは
NASとは
文字数稼ぎってやつ?多分そう
NAS 略はNetwork Attached Storage 覚えないでいいです
ネットワーク上に公開されてるストレージサーバーです。 基本的にローカルネットワーク内で公開するサーバー
利点はスマホで写真をアップロードしてパソコンで確認とか、デスクトップPCで資料を作ってノパソに入れる とかそんなデバイスを超えたファイルの移動がしやすいこと
USBメモリだと端子が合わないとか紛失とかあるけどNASはそんなことは起こらない ネットワークに接続さえできればファイルをアップロードしたりダウンロードしたりできる
デメリットを言えばずっとサーバーを建ててないといけないのと、ネットワークのトラフィックが増えること
今回NASを構築するためにsambaという王道なアプリケーションを使よ
構築
前提
- ubuntuが入ったサーバーを確保している
- ubuntuのコマンドをちょろっとでも触ったことがある
- PCの基本的な知識がある
- windowsPCがある
コマンド打つよ
黒背景と白文字のよくわからないハッカーっぽいところにコマンド… なんかかっこいいよね
アプデ
$ sudo apt install update -y
$ sudo apt install upgrade -y
(先頭の$はコピーしないでね)
コマンド説明
sudo — 管理者権限で実行 パスワードを求められたらおとなしく入力しよう なんも表示されないけどちゃんと入力できてるから安心して
apt — パッケージ管理ソフトのaptを使うよ ってこと
install — aptを使って○○をインストールしますよ
-y — aptのオプション これを無くすと本当にインストールする?って聞かれる それをスキップできる
hoge@huga:~$ みたいな奴が出るまで待つ 出たならアプデおしまい このコマンドは今回に限らずソフトを入れるときは入れる前にこのコマンドを実行する 急いでるときはしないでもいい
共有フォルダを作る
フォルダを作るよ この中のフォルダの中が共有される
windowsなら右クリックしてちょっとクリックすれば完成 でも今回はコマンドでやるよ
$ sudo mkdir /mnt/share/
コマンド説明
mkdir — makedirectory ディレクトリを作れって意味 後ろにshareがあるから、shareって名前のディレクトリを作るように命令している
/mnt の中にshareってフォルダを作るように命令している /mnt はマウント関係のフォルダ あんまよくないかもしれない
そしたらshareってフォルダが完成する 確認方法は
$ ls /mnt
たったこれだけ 簡単だねその中にshareがあるはず
これが誰でも書き込むことができるようにするためにまたコマンド
$ sudo chmod 777 /mnt/share/
コマンド説明
chmod — 誰が見れて誰が見れないのかを設定するコマンド
777 — 777にすると誰でも書き込み・読み込み・実行ができるようになる セキュリティ的によくないけどそこは自分で調べて設定して
sambaインストール
さて本題 sambaを入れるよ
そう言ってもそんな難しいことじゃない
$ sudo apt install samba -y
さっきのアップデートとほとんど一緒 updateの部分がsambaになっただけ なんて簡単なんでしょう
人生もこれぐらい簡単ならいいのに
たったこの1つのコマンドだけでsambaのインストールが完了です あとは設定とかログインとかなんやらしていくよ
samba設定
設定はちょいだるい いやさっきが簡単すぎた
またコマンドを打つよ
$ cd /etc/samba
コマンド説明
cd — change directoryの略 覚えてイキろう ディレクトリ(フォルダ)を移動するってコマンド
/etc/samba — /etc はいろんなソフトの設定ファイルが保存されているフォルダ その中のsambaに移動する
-bash: cd: xxx みたいなエラーが出たらそのなディレクトリは無いということ ちゃんと /etc/samba と打ててるかを確認 それでもエラーが出てるなら多分sambaのインストールができてないのでインストールをもう一度やってみてください できなかったらもう知らん
ちゃんと移動ができたら hoge@huga:/etc/samba$ みたいに、$の前にいろいろ書かれてるはず 書かれてなかったら移動できてない
次に実際に設定していくよ
$ sudo nano smb.conf
コマンド説明
nano — エディタ わかりやすく言えばメモ帳みたいな奴 他にもアプリあるけど、難しいから今回はnanoを使っていく
smb.conf — これが設定ファイル nanoを最初につけたからnanoで開かれる 他にも /etc/samba はいろいろとファイルがある 確認方法は $ ls これだけ 覚えてるといいことあるよ
そしたら smb.conf の中身が見れるはず けど、これじゃ何行目の何なのかがわからない そんな時はAlt+n を押しましょう 行数が見れるあら便利奥さん ちなみに今回は行数がなんやらは無いです
↓キーを長押しして一番下の行に行きましょう だいたい250行あると思う
そしたら下のやつを打ってください SSHとか使ってる人はコピーしましょう
[共有したい名前]
path = /mnt/share/
browseable = yes
read only = no
guest ok = no
valid users = ユーザー名
ユーザー名は、hoge@huga:~$ の、hogeの部分を入れる
って感じ ここ入れるの間違えてエラーが起こりやすいから気を付けて入力ができたら Ctrl + Sで保存 windowsとかとここは同じ nanoを閉じるときは Ctrl + X
sambaアカウントの作成
そんな難しいことじゃないよ SNSのアカウント作るのよりも簡単
$ sudo pdbedit -a ユーザー名
ユーザー名の部分には設定ファイルをいじった時のと一緒のやつにしてね
パスワードとかちゃんと入れてあげればおしまい 簡単だね
最後に設定とかを反映させるためにsambaを再起動しよう
$ sudo systemctl restart smbd
説明
service — サービスの中の○○を○○するためのコマンド
smbd — sambaのこと
restart — そのまま リスタートすなわち再起動する つまり今回はsambaサービスを再起動するってこと
ここまで全部うまく行ってれば成功!サーバーが完成!
そしたらサーバーでの作業ラスト サーバーのローカルIPアドレスを確認する
$ ip a
そしたらいっぱいなんか出てくるけど、その中から 192.168.x.x のやつを探す 192.168.x.1 はルーターとかのヤツなので気を付けよう
見事IPを見つけることができればその番号をメモ帳にでも書いて実際にファイルを入れてみる
ログイン
完成したサーバーにファイルを入れてみよう
この時が一番楽しい macの方法はごめんね 機材が無くて書けなかった
windowsの場合
エクスプローラーを起動して、上にファイルの場所とか書いたりするところに、
\\IPアドレス\
と入れる IPアドレスはさっきメモしたやつ \\192.168.100.2\ みたいな感じに入れる
「ネットワーク資格情報を入力」ってなんか怖いメッセージが表示されたら作ったsambaのアカウントの名前とパスワードを入れる その中にshare ってファイルみたいなのが表示されれば成功!
ネットワークドライブの割り当てとかをするといいかもしれない 方法は割愛
androidの場合
androidはちょっとめんどくさい アプリを別で入れる必要がある
おすすめのアプリはファイルマネージャーシンプルだし使いやすい
インストールしたらアプリを起動して、リモートを選択 リモートロケーションを追加するを押して、ローカルネットワークを選択する ローカルネットワークの中にサーバーの名前があればそれを選択
無かったらマニュアル入力でIPアドレスを入れてあげる ユーザー名とパスワードはsambaアカウントを作った時のを使う
無事にアクセスができればshareの中を確認する
windowsとかで入れたファイルが入っていれば成功!!! このアプリからNASにデータを入れることもできる
iOSの場合
標準で入っている ファイル を起動して、右上の…を押して、サーバーへ接続 を押す
サーバのところにIPアドレスを入力する 接続を押して、ユーザの種類を登録ユーザ にして、作成したsambaアカウントの名前とパスワードを入力する shareの中に別の端末からアップロードしたファイルがあれば成功!!!!
終わりに
成功した人 NAS構築お疲れ様です!!! NASは実用性もあるので大事な写真とかをバックアップしたりしましょう!!! 今回の構築ではセキュリティについて全く触れていないのであまり大事なファイルは入れない方がいいと思います!
最後までスクロールありがとうございました!!
あとがきっぽい何か
久しぶりにNAS構築することになったからブログネタにしようと思って余裕ぶってたら謎のエラーで書き進めれなかった… 原因は smb.conf の valid users = が無かったらしい
別になくても動くはずなのにこいつ消すと見事に動かねぇ なんで?
とりあえず構築お疲れ様です~
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